“いま切る焼肉”が、1番うまい!――炭火焼肉・母韓の台所が「切り置きしない」理由

切り置きはしない。それは、料理のはじまりを変えること
焼肉屋さんの厨房では、朝いちばんに肉を切って、タッパーに並べて保存するのが一般的です。 営業が始まれば、あとはスムーズに盛り付けて、お客様に出すだけ。
たしかに効率はいい。でも、私たちはそこに「うちの味」が居るとは思えません。
「母韓の台所」では、焼肉の原点は「仕込み」ではなく「注文」だと思っています。
なぜ切り置きしないのか
肉は空気に触れた瞬間から、味も香りも変わり始めます。
切って時間が経つと、表面が乾き、肉の繊細もゆるみます。 見た目は同じでも、焼いたときのジューシーさや、噛んだときの張りや歯ごたえがまったく違います。
注文後に切る、その一枚への想い
だから、私たちは注文が入ってから、ていねいにカットします。
その日、その日の肉のコンディションを見極め、最高の一枚を「仕立てる」ような気持ちで切り出します。
「このお客様には、この厚さ、この面でお出ししたい」 切り置きでは、そんな調整はできません。
少しだけお時間をいただく理由
その切り方は、その日の肉と、持ち味の技が組み合わさってはじめて「最高の一枚」になります。
それは、肉と職人の「共同作業」とも言えます。 だからこそ、すこしだけ、お時間を頂けるとうれしいです。
終わりに
焼肉は「焼けばうまい」だけじゃない。 「切り方」ひとつで、こんなにも味は変わる。
母韓の台所の焼肉は、 効率ではなく、美味しさの一択で選んだやり方です。
今日も「いま切った焼肉」で、あなたの笑顔と出会えますように。
